年間250 日稼動 点灯10 時間/日 水銀灯400W → 無電極ランプ150W |
水銀灯400W × 40台 |
奈良県/紙工場
(交換前) 水銀灯400W × 40台 年間電気代:72万円
(交換後) 無電極ランプ150W × 40台 年間電気代:27万円
無電極ランプの定額寿命は10万時間です。 これは現在照明として世界最長で、定額寿命4万時間とされるLEDのおよそ2.5倍、定額寿命1万時間の水銀灯のおよそ10倍とされています。(※1) 無電極ランプはLEDよりも熱や湿気等の外的環境に強く、また水銀灯のように消耗する部位(フィラメント)を持たないため、長く使用しても照度が劣化せず球切れも発生しません。(※2) ※1 定額寿命とは、購入時の照度を100%ととし、照度を70%以上維持できる時間とされています。 ※2 電源部分や配線部位などは消耗しますので、定期的なメンテナンスが必要になります。 |
一般的なLEDの光
・照明の真下の照度は非常に高い。 |
無電極ランプの光
・空間全体が均一に明るい。 |
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ランプを高温に温めて点灯する水銀灯は、点灯に5~10分の時間を必要とします。また誤って消してしまったり、停電が発生した場合には、再点灯におよそ15分必要になります。 電磁誘導により瞬時に点灯する無電極ランプは、蛍光灯と同じようにスイッチ1つで何度でも入り切りが可能。これまでのように業務をストップして再点灯を待つ必要もなく、使わない時間にはこまめに消灯するなど、より計画的な省エネ対策が可能です。 |
「水銀灯に関する水俣条約(水銀規制条約)」により、2020年までに水銀灯の製造や輸出・輸入が国際的に禁止されます。また国内では、5mg以上の水銀を含む旧型の蛍光ランプの製造が2017年から全面禁止されます。 これに対し無電極ランプに含まれる水銀量は大変微量で、もちろん上記条約の規制対象外です。寿命も水銀灯の10倍と大変長寿命ですので、LEDと共に今後ますますの普及が予想されています。 |
演色性(Ra値)とは、物の見やすさの指標です。 |
最高400℃近くにもなる水銀灯と比べて、無電極ランプはおよそ80℃で点灯しますので、照明自身が熱の影響を受けにくく、また夏場の温度上昇も抑制できることから、冷房効率による省エネ効果も期待できます。 |