無電極ランプの構造と発光原理について

無電極ランプの発光原理

発光原理

一般的に無電極ランプは、電磁誘導の原理に基づいた仕組みで発光しています。
ブレーカーから送られた電流は、無電極ランプの安定器内部でおよそ240khzの高周波電流に増幅されランプに送られます。ランプ側ではコイル(磁器)を通じて内部に磁界が発生し、その磁界より放出された電子が水銀に衝突する事で紫外線が放出され、その紫外線がランプ内壁に塗布された蛍光パウダーに当たると、可視光線に変換されます。
紫外線が蛍光パウダーに当たる事で発光する原理は、蛍光灯や水銀灯も同じですが、蛍光灯や水銀灯の場合、ランプ内部のフィラメントの放電によって電界を発生させるため、使用するたびに消耗が起こり、照度劣化や球切れが発生します。これに対して無電極ランプは消耗する部分を構造的に持っておらず、ランプそのものは半永久的に点灯し続ける原理を持っています。また3波長形の蛍光パウダーを使用しており、演色数は蛍光灯と同等のRa85以上と非常に高演色です。無電極ランプは自然光に近い光波長ですので、物が本来持つ自然な色合いを表現する事ができます。

無電極ランプの構造

主要部品構造

無電極ランプの主要構造は、・安定器(電源装置)・安定器収納部 ・反射笠付灯具 ・ランプ ・カバーです。
灯具には様々な形状種類があり、使用場所や用途に合わせてお選びいただけます。

部番 部品名 個数 材質 摘要
取付用フック 1 アルミ合金 同梱
インバータ 1 ADC12(アルミダイカスト) 塗装
本体カバー 1 ADC12(アルミダイカスト) 塗装
本体カバー内側 1 白色ナノ塗装  
1 メッキ塗装  
ランプ(発光管) 1 ガラス管
ガラスカバー 1 強化ガラス
ガラスカバーフック 4 アルミ合金
ケーブルグランド 1 樹脂

電源結線図と構造

定格電圧 AC100-200V 周波数 50/60Hz 防塵・防水等級 IP65
力率 ≧0.95 ランプ駆動周波数 250KHz 耐雷サージ 5KV(OPで20KV)
動作環境温度 -40℃~+60℃ 動作環境湿度 ≦90% 定格効率 40-300W
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