無電極ランプとは|無電極ランプの歴史と普及の背景

無電極ランプの歴史と普及の背景

無電極ランプの歴史

古くは1900年頃にオランダのメーカー「フィリップス」により、無電極ランプの発光原理の仕組みが作られ、日本国内では、当時の松下電工(現パナソニック)がその技術を取り入れ、国内最初の無電極ランプとして販売を開始しました。
しかし当時の松下製無電極ランプは非常に高価で、高周波電流回路の技術的な課題も多く、現在のLEDのように普及する事はありませんでした。その後中国や韓国メーカーが技術改良を進め(現在無電極ランプ技術特許の90%近くを中国メーカーが所有)、現在では低価格で高品質な無電極ランプが、アメリカやヨーロッパ、アジア諸国を中心に世界中で使用されています。日本は世界一のLED推進国でありながら、最近では無電極ランプを取り扱う工務店なども増えてきている他、海外メーカーの日本法人や代理店を始め、パナソニック製エバーライトのようなメイド・イン・ジャパンの無電極ランプも注目されています。

無電極ランプ普及の背景

福島原発事故以降、段階的に実施されている電気料金の値上がりは、企業経営を圧迫し続けています。 各企業が節電への意識を強く持ち、またそれをサポートする政府支援策も毎年のように実施されている近年、少しでも電気使用量を減らし、業務環境の改善に取り組む事が求められています。 またそれと連動するように、昨年施工された水俣条約(水銀に関する規制条約)により、2020年までに全世界で水銀灯を始めとした旧型照明の輸出輸入および製造が禁止になります。
前途の通り、日本は水銀灯大国です。工場、倉庫、体育館、球技場、プール、街路灯など、様々な場所で現在も多くの水銀灯が使用されています。 今これらの水銀灯からの交換の選択肢として、LEDと同様、無電極ランプへの注目が高まっています。


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